2-クロロ-1-(1-クロロシクロプロピル)エチルケトン

基本情報:

化学名: 2-クロロ-1-(1-クロロシクロプロピル)エチルケトン; クロロアセチルクロロシクロプロパン;

CAS番号：120983-72-4

分子式：C5H6Cl2O

分子量：153.01

EINECS番号: 446-620-9

構造式：

関連カテゴリ: 中間体 - 農薬中間体、化学原料、化学中間体、有機原料、

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製品詳細

製品タグ

物理化学的性質

沸点: 202.0±20.0 °C(予測値)

密度: 1.35±0.1g /cm3(予測値)

蒸気圧：25℃で80Pa

水溶解度：20℃で5.91g/L

性状：無色または淡黄色の液体。腐食しやすく、刺激臭がある。

LogP: 1.56570

仕様インデックス

S仕様	Uニット	S標準
外観		無色から淡黄色の液体
メインコンテンツ	%	≥95.0%；90%；
水分	%	≤0.5

製品のアプリケーション

2-クロロ-1-(1-クロロシクロプロピル)エチルケトンは重要な化学中間体であり、プロチオバシラゾールの合成における重要な中間体の一つです。プロチオバシラゾールは、新しいタイプの広域スペクトルトリアゾールチオン系殺菌剤で、主に穀類、小麦、豆類の病害防除に用いられます。生物毒性および生態毒性が良好で、毒性が低く、催奇形性や変異原性がなく、胎児毒性もなく、人体と環境に対する安全性も備えています。

生産

1-(1-クロロシクロプロピル)エチルケトン118.5g、ジクロロメタン237mL、メタノール9.6gを500mL反応器に入れ、温度を0℃に下げた。系内に塩素ガスを注入し、反応温度を5℃以下に保った。塩素ガスを3時間注入した後、塩素ガスの注入を止め、さらに30分間保温した。反応後、系内に残留する塩素ガスと塩化水素を0℃、負圧で1時間抽出した後、25℃/-0.1Mpaで真空蒸留して溶媒を除去し、淡黄色の液体である2-クロロ-1-(1-クロロシクロプロピル)エチルケトンを収率92.5%、含有量93.8%で得た。